夏バテです

最近ひじょーに暑いですね。。


私は夏になると仕事のパフォーマンスが悪くなります。
ホント暑さが苦手で、、、


なんかうまく夏を乗り切る方法がないものが、、、(笑)


そうそうユニクロを運営するファーストリテイリングがバーニーズの買収を諦めましたね。私は何がなんでもバーニーズを買うものだと思いましたが、さすがにアラブ(UAE、ドバイ)のファンドには勝てなかったようです。オイルマネー強しでしょうか。


最近ドバイはリゾート化を狙ってあらゆる高級品を集めようとしています。豪華なホテル、競馬、室内スキーなどが代表ですが、ファッションも絡んでくるのは間違えありません。そのようなことを考えると相手も譲られなかったということですね。


ユニクロは今高級路線への切替と世界戦略を狙っています。似たような事業会社で世界で頑張ってるのはスウェーデンH&M
トップショップZARAあたりが頑張ってますね。


これらの会社とユニクロの違いはユニクロは本当にハイファッションにいこうとしたことです。H&Mなども高級志向をついていますが、デザイナーとのコラボレーションまで、SPAが中心で、ブランドの買収にまでは手を出していません。


ユニクロの世界戦略どうなるか・・・といった感じです。

仕事における論理と感情の関係

人間って論理で考えても、それほど論理で動いていないと考えています。逆にあまりに論理的過ぎても息苦しくなってしまいます。


仕事場でチームとして動く環境の中でプロジェクトを進めていく上では論理的に考えて物事を進めていくことが必要になってきます。

特に文化の全く異なる相手などを相手にすると価値観が全く異なってしまうために、ロジックで物事を考えていかないと進まないってことが多々あります。(訴訟大国、アメリカとかには多いんじゃないかと思います。)


矛盾しているようなことを言いますが、それでも論理で物事はあまり進んでいないと思います。(もちろん論理性に全く欠けるのも考え物ですが。)

なんと言えば良いんでしょうか、人間って『理屈で納得しても、感情で納得しなければ動かない生き物』だと思うのです。


嫌われる上司の特徴で下記のものが取り上げられてましたね。
http://d.hatena.ne.jp/favre21/20070731#1185917942

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・論理的すぎて、逃げ場を与えてくれない
論理的すぎる上司も困りものだったりします。全ては論理、理屈で話しをしていき、失敗をすると「なぜ?、なぜ?攻撃」をしてくるような上司。論理的すぎるために、部下の感情を無視してしまい、理屈だけで押し通すような上司は嫌われます。

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上記の意見、すごく賛成なのですが、上司に限ったことではないと思います。ロジカルで正論を言って、君正しいのだけど「…」と言ったような。


私がこれまであった「この人デキル」と思った人はこんな感じでした。(もちろん実際にトップレベルの実績も残しています。)

①ずば抜けた感覚で勝負する人−天才、ある種、芸術家タイプでしょうか。

SE--
私生活ではとても感情的で行動は意味不明ですが、その人が作るコードはもの凄いらしく、誰もが認める最高レベル。(らしいというのは、私があまり技術に長けていないからです。ただ業界の中では有名な方のようです。)


営業マン--
とにかく客さんの感情の変化を読み、それに的確なリアクションを出す。提案力などそれ以外の点は普通だが、この人が「お願いします」というとお客さんは「わかりました」と言ってしまう。もちろん私生活や自分の意見は全く論理的ではなく、その割りに部下の教育では変にロジカル過ぎる感じ&感情的なとこがあって、管理職としては(?)な人でした。長嶋監督みたいなイメージでした。


社長--
とにかく人の心を掴む。一見ロジカルな感じの雰囲気を持っているが、戦略などよくよく話を聞くと全く論理的でない。でもカリスマ性があって社員が着いてきて上場まで果たした。

※ちらなみにこのレベルの人は、仮に試みても私では到底真似できません。(しようとも思いませんでしたが。)


②考えていることはとても論理的だけど、表面的には人の感情に入りこむタイプで懐の深さがある人−秀才タイプ


管理職(営業系)--
ビジネスの進め方や戦略、部下の教育手法はとてもロジカルなんです。でもそれ以上に感情に入り込むことを大切にしていて、相手が部分の言ったことで「どんなことを感じるか」を繊細に考える人。似たような人でSE(コンサル系)の管理職でも似たようなとても優秀な人がいました。


コンサル--
分析や戦略はとても論理的。でも最後は必ず感情や相手の理想(夢)に訴えかけ、情熱、勢いで押す。普段の接し方も物腰柔らかくて、見下した感じが全くない人。


天才タイプは別として、私が会った「この人デキル」って秀才タイプの人は、相手の感情面を最も大切にしていました。この手は部下もお客さんもプロジェクトのメンバーも後に付いていきます。(そしてめちゃくちゃモテた)

まあ論理も感情面も掴めるって相当難しいことな訳で、だからそんな人にはなかなかめぐり合えないのですが。


■論理的に正しければ物事動くか!?

「マーケット分析」+「論理的な考察」→「あなたの会社の強みはAで、逆にBには欠けています」→「競合を考えるとAを伸ばすとコストがどのくらいかかって、効果がどのくらいある、逆にBを補うとコストがどのくらいかかって効果がどのくらい出ます」→GOサイン

とうまく流れるか…と言えば単純にそうなるケースって少なく、+感情、勢い、情熱の部分がないとGOサイン、予算確保がでないケースが多いです。

もちろん、論理ゼロ、感情面のみでOKになる時もあれば、感情だけでOKになるケースもあります、でもそれでは、人と接する必要があるケースにおいて、高いパフォーマンスは期待できないでしょう。きっとそれは人と人とが付き合う上でのプロセスが発生するからですね。


それに、、論理ですべて行動できたら、やらなきゃいけないときに仕事が多くこなせないとか、覚えなきゃいけないことなのにぜんぜんはかどってない、好きな異性の相手に思いを伝えるのに躊躇する、なんてことに悩まない訳です。


■最後に…

論理的に繋がってるか分かりませんが、私は下記のブログに自然といいなっと思ってしまうのでした。

「ブログのプロフィール欄に大学名を書くのは自由だし、芥川賞なんか簡単に取れると豪語するのも自由だ」
http://d.hatena.ne.jp/IwamotoTakashi/20070729/p1
http://d.hatena.ne.jp/IwamotoTakashi/20070731

働き方−日本は言われるほど悪くない

「日本人は働きすぎだ」と言う外人の話は腐るほど世に出ています。実際私の外国人の友達も「日本人は良く働くよね」って言います。そして日本人の働き方は良くないとか、海外を見習おう的な話になることを多く見かます


でも実際そうなんだろうか、、と考えてしまいます。


「日本人はよく働く」と言った外人の友達も結構よく働いていて、「おめーに言われたくないよ」って思わず突っ込んでしまいました。


日本人の労働時間を見てください。(労働に関する男女比のデータですが、、)確かに労働時間はトップクラスではありますが、アメリカとか他の先進国とそれほど変わりません。会社によっては厚生労働省の目があるので実際に働いている時間よりも少なく申告している会社もあるでしょうが、それは世界共通のことだと思います。


■実は見栄っ張りの外人!?


結局日本人はよく働くように見せているのではないかと思うのです。実際海外のそれなりの会社で働いている社員は激務で、自宅に持ち帰りで働いている人も多いです。

日本人の自信なさげなところと、外人の自信ありげなところが出ているのではないかと思います。

「日本人は朝から深夜まで働くスタイルで働き過ぎ」と言いながら、「私たちは朝10時頃から働き始め、遅くても6時には帰宅する」といいますが、実際家で仕事したりしてること多いようなので結局は同じことで、寧ろ仕事とプライベート本当に分かれてるの?って突っ込みたくなります。


結局、外人は見栄っ張りなんじゃないかな?と思ったりもして、つまりは「そんな仕事してないよ」と言いながら、実はしている。ほらよくあるじゃないですか「昨日テストの勉強してない、、と言いながらいい点とる人」みたいな(笑)


■日本人は品質にこだわり過ぎる!?

「プロジェクトは残りのの20%を完成させるのに労力の70%くらい費やす。日本は品質を高めるために残りの20%を頑張るよね。僕たちはその部分をやるんだったら、新しい70%を作ろうとする。品質にこだわりすぎだ。だから長時間働くことになる」と外人に言われたことがあります。

(まあこの手の話をすると「新しい70%」を作るために結局たくさん働いてるじゃん、とか国を掛けた口論になって、終わりが見えなくなってしまうのですが、)


日本人の細部にこだわるところって仕事では大切な部分だと思うのです。仮にそれが非効率で非合理的でも。海外の製品と比べても日本の製品って壊れないし、とても優秀なイメージです。


外人も言うわけです、「日本の製品ってとてもクオリティが高い」って。だから海外でも日本製の製品は売れるわけですが。


外人との品質論ではいつも私は「君の国は新しいモノでは先陣きるけど、クオリティが低いから、最後は日本の企業に逆転されるんだよ」って結ぼうと試みます。(まあ全部が全部そうは言えませんし、そんなこと言うからまた話の終わりがなくなり…笑)


■何でも効率を求めるのって良いのか!?

「効率的な働き方」と追求すると、非効率的なところを削るようになります。でも非効率的に見えて実は大切な部分もきっとあって、それを落とさないで欲しいなあと思います。そんな部分に外国にない日本の強みがあります。


効率的に働いて、労働時間を削るとか、生産性を高めるというのは賛成ですが、「効率的に…」といって海外の働き方をひたすら受け入れるってことや、何でもかんでも合理化論には私は反対です。その辺は参考程度に、、

(まあ日本は海外の良いところを素直に受け入れることができるところに強みがあるのかもしれませんが)


日本ってすーごく良い国です。他国に比べると治安も良いし、全体的な生活水準も高いし(海外ほどとんでもないレベルの金持ちはいませんが、)、インフラ面でもかなり良いレベルです。

(ちなみに私が留学していたイギリスの大学には、10台くらいしかない、使いにくいPCをみんなで共有してました。電車も時間通りに動きません。でも大学に芝刈り専任の職人がいました。笑 …冗談です、伝統なので笑ってはいけませんね。)


そのくらいの生産性を出している国だから「働き方にも自信を持ちましょう。」と言いたい。

「限界を作る人」と「限界を作らない人」

「自分はもうこれ以上は仕事できない、というところから5回くらいは壁を越えられる気がする 」http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20070727/1185575866

↑の日記を見ました。賛否両論になりそうなテーマですが、私個人として賛成タイプです。(仕事において、自分で壁、不必要な限界を作ってしま人が多い。確かに無理や行きすぎは良くないですが。。)


ここで別の話をしましょう。

下記のような企業とその働く人達を見たことがります。

A社がB社に買収されました、A、Bともに同業ですが、買収されたA社は近年売上が落ちてました。このようなケースではたいてい買収した側であるB社のシステムが大まかに採用されてしまう訳です。
…何故ならA社のやり方では、利益が出ないから。


①売上の落ちていたA社−経営がうまくいかず、B社に買収されることに
②売上の上がっていたB社−A社を買収


内部を良く見るとAとBの「戦略」「制度」「社員のモチベーション」の違いは決定的に出ます。

(誤解がないように言うと、決してA社が悪い会社だとは思いません、成長過程のB社よりも居心地の良い環境に思う人の方が寧ろ多いと思います。)


A社−昔ながらの社員が使いやすいシステム、安定顧客、営業予算少ない、営業成績(予算)達成が達成できないことに対してそれほど気にしない。

B社−システムどんどん変える、顧客の開拓急速に、予算多い、営業成績(予算)達成へのモチベーション高い、同時についていけない社員も出てくる。(離職に繋がる)


A社出身の社員(管理職)は予算を達成できなかった時の言い訳として、
「製品が良くない」「もともとの予算が高い」「達成できなかったが社員は頑張っている」みたいに列挙します。


A社とB社の社員の違いの大きなものは「自分に限界を作る」あるいは「限界を作らない」、また戦略的にも「絶え間ない変化を遂げる」か「現状に甘んじるか」といった点に出ます。


B社は仮に残業なしで働き詰めになっても、ついていけない人が会社を離れていっても、、無理にでも営業成績の成長を目指します。

でもそうすることでの恩恵もありました。買収される側ではなく、する側に回れたこと。少なくても買収される側よりは良い立ち位置です。(A社は買収されて劇的に社内環境が変わりますから。)



※非買収側の人はとても苦しい環境が強いられます。社内制度はB社のような買収側にシフトすることが多く、裁量権が減ります。早期退職制度、リストラの対象にもなりかねません。40代を超える人は転職も難しくなり、、給料をキープできるか分かりません。



無理に成長を促すB社、まったり型のA社、でもA社のようなやり方でないと組織でないと、グローバルで戦うことが強いられる日本の中では生き残っていけない事実がそこにはあります。少なくとも今、そうなりつつあることを実感します。


これが競争社会で、そして今回の選挙の論点にもなった格差社会を作り出す原因になるものでしょうか。


ここには最大のジレンマが、
まったり働けるA社のほうがプレッシャーも少なくて良いかも知れない、でもプレッシャーの中で頑張ばるB社のような会社でないと生き残っていけない。さらに極論を言うと、B社のような環境で頑張って行かない限り日本の国際的に見た「豊かさ」は確保できない。


(誤解がないように加えれば、B社の社員も決して怠慢に仕事をしているわけではないんです、B社側から見ると、そこそこは仕事を頑張っている。)


どのように生きたいかは個人の自由で、人それぞれの生き方があると思います。事実
B社のようなあくせくした会社で働くことが幸せだと言っている訳ではありません。社会的な生活を考えたらA社の方が良いかもしれません。


ただ、カネで考えた場合、今の世の中「限界を作らない人」に圧倒的に優位に動いているのは間違えないと思います。


上記のようなケースに限らず、「仕事」の仕方は多様です。あえて「働き方」を真っ二つに分けますが、「無理強いして働きまくる、カネもそこそこ良い」か「そこそこ働いて、収入は落ちるけど、オフを楽しむか」
これら、どちらもそれなりにメリットがあります。


「無理強いして働く」…給与、社会的な地位、働き過ぎて体壊す、家庭とはやや疎遠に、でも週末良いもの食べられる

「そこそこ働いて、収入は落ちるけど、オフを楽しむか」…給与はそれほど高くない、社会的ステータスもあるとは言えない、家庭との距離は近い、オフの時間もたっぷり、

(無理に分けましたがこんな感じでしょうか。)


ちなみに、B社が合うタイプの人、「無理強いして働く」環境の方がいい、働きまくることが自分の成長に繋がって好きだ、今の仕事が天職でどれだけ働いても苦にならない!と思えるあなたはハッピーです。



大切なことは「選択」です。格差社会と言われる中で
「所得の高い方にいくか」か「所得の低い方にいくか」
「限界を作る」か「限界を作らないか」


どちらを「選択」してもメリットデメリットがあると思いますが、「自分で選択」することが大切だと思います。

なぜ企業の採用がうまくいかないか?11の特徴の解説

昨日採用がうまくない企業の11の特徴を上げたわけですが、もう少し細かく書いていきたいと思います。


その前に、、、


会社の内部を見た場合、現場と人事がうまくいってない会社が結構多いと思います。現場は好き勝手に言う、人事もそれに振り回される、、こんな状況が生まれる会社は結構マズイです。(いや、大半がこんな感じでしょうか)


例えば、、
・人事は面接しなくてもいいから現場に回せ
(人事は現場のことなんて分からないから、面接する必要ないという主張です)
・現場は採用できない人材を現場が欲しがる、人事は「労働マーケットなど諸々の事情で無理だよ」と言えない
・人事が新人の教育環境を作ろうとしても、忙しくて無理!即戦力だ!と言われて制度改革に挫折

こんな感じで社内体制より開発、営業なんかが優先になりがちになってしまい、、なかなか良い採用ができなくなるものです。(個人的には人事の面接は会社の人事方針・給与関係等を考えても必要だと思います。)

こんなことを念頭に置きながら進めていきましょう。


採用がうまくない企業の11の特徴:

1、 採用できない人材を求める会社
2、 育てよう。という感覚がない。(ポテンシャルを見ようとしない)
3、 自分は選ぶ側だ、という意識を面接官が持っている
「何でうちの会社に来たいの?(入社したいの?)」的な質問
4、 面接回数がムダに多い(中途採用で4回以上ある)
5、 会社の展望、ビジョン、現在の状況、職場環境を説明しない
6、 会社の良い部分しか言わない
7、 面接の結果を出すのが遅い
8、 圧迫面接をする
9、 経験やスキルについての質問が面接の中心
10 面接を受けている応募者は何がしたいのか?どんな風に成長したいのか?どんな仕事がしたいのか?を聞かない
11 最後に、「あなたと一緒に頑張っていきたい」の一言が面接官から応募者に対してない



上記に関して、大まかに解説を上げて行きたいと思います。


1、面接を受けている応募者は何がしたいのか?どんな風に成長したいのか?どんな仕事がしたいのか?を聞かないない人材を求める会社める会社

会社の立ち位置を理解していない会社が多いことから生まれます。給与が低いのに不相応なスキルを求める、、。
当然ながら採用に関する良い方法は、現場で日々働いているとわからなく、人事と現場とのコミュニケーションでその問題を解決する必要があるのですが、残念ながら、人事は現場より立場が弱かったり、コミュニケーション不足などの問題でうまくいかなくなってしまいます。

応募者(採用面接を受ける人)のスキルのわりに、給与が低かったとして、それに変わるメリット、例えば特殊なスキルが身につくとか、幅広く裁量権が持てるなど転職希望者にメリットのあるものを提示できなければ採用は失敗します。

その他で言うと、実は即戦力を求めるより、ポテンシャルを重視して教育環境を整えた方が良かったりするケースが多いんですが。


2、経験やスキルについての質問が面接の中心

育てようという感覚がない、ポテンシャルを見ようとしないことがはっきりと表れます。1.の問題に直結していますね。即戦力を求めるとポテンシャルを見失うことになり、長期的に見てあまり良い環境にはなりません。また応募者にメリットを感じさせることができなく、内定を出しても「別の会社にします」なんて言われてしまう。


3、自分は選ぶ側だと言う意識を面接官が持っている

「企業への転職、新卒もふくめ応募者は、会社を探している。」その際の応募の動機ににそれほどの意味があるのでしょうか?と考えると、会社を選んで応募する行為は「偶然」の一致であることが多いです。

なんとなく見ていたリクナビで応募ボタンを押した、写真がなんとなくいい感じだった、年収が上がる、キャリアアドバイザーに勧められたから受けた、転職サイトに載っていた。同期はこんな感じで全ては「偶然」。

「応募理由」を確認するより、お互いに適正があるかどうか、何をしたいか、を確認しあう方がよっぽど意味があります。リクナビDODA見ても会社の本当の内部は見えないですから。


4、面接回数がムダに多い(中途採用で4回以上ある)


これは採用を目標においた場合、リスキーです。応募者の熱が冷める、内定がいつまで立ってもでない不安、他社の内定がでる、等々。
何度も会わないと、その人のことが理解できないと話す人が多いです。それなら1日2時間面接すればいいのです。面接を1日〜2日にまとめましょう。役員クラスになると調整が難しいですが、面接を一気に行うことの意味を説明して社内調整を頑張りましょう。


5、会社の展望・ビジョン、現在の状況、職場環境を説明しない
6、会社の良い部分しか言わない

5、6、は似てます。現在の状況、職場環境、雰囲気などの情報をほとんど伝えない・・・
このやり方はお互いの理解が深まりません。相手から質問がなくても、面接官は自分の企業の話をして、相手に理解してもらった方が良いです。

会社の理解が深まらない状態で入社に至るとお互いにとって良くないです。さらには、「悪い部分」を隠して入社しても、入社後に騙された・違うじゃん、と思ってすぐに辞めてしまう。あるいはモチベーションの低下といった問題につながります。採用のために良い部分ばかり見せてもあまり意味がないです。


7、面接の結果を出すのが遅い

面接の結果が遅い→その会社への志望度が落ちます。ダメならダメと早くいいましょう。他に面接をしている人を見たい、他にいい人が受けてくれるかも、気持ちは分かりますが、絶対的な評価のラインを決めましょう。それが決まれば面接の結果なんて面接終了後、数時間あれば出せるはずです。

基本新卒採用、中途採用ともに面接→内定の期間が長引けば長引くほど内定出しても入社してくれない、というリスクは高まります。


8、圧迫面接をする

圧迫面接はダメではないですが、圧迫したらその後フォローを入れましょう。メリハリを付けた面接であればいいと思います。つまり「圧迫→その後穏やかな面接」の時間を作る。ただ圧迫するだけだと、応募者は会社の雰囲気が良くないと勘違いします。


9、 経験やスキルについての質問が面接の中心
10、「面接を受けている応募者は何がしたいのか?どんな風に成長したいのか?どんな仕事がしたいのか?」を聞かない

9、10、はスキル・経験第一主義ですね。人間性の否定に近い。論外です。こんな会社に入社するのは辞めましょう。


11、最後に、「あなたと一緒に頑張っていきたい」の一言が面接官から応募者に対してない。

誰もが評価されたく、認められたく、自分を好きだと言って欲しいものです。これを上手に表現できない会社は総じて採用がうまくない。「この人採用したい」という人に逃げられます。



簡単に書きましたが、採用って難しいです。経験を重ねて、改善していくしかないです。昨日と同じ言葉で結ぶと、採用は恋愛と同じ、またそして営業活動と同じです。実はどれだけ受けてくれた転職希望者にアピールできるかが重要になります。

採用できない会社の11の特徴

人事系の話題をいくつか目に留めたので今回は採用の話をしたいと思います。


私は仕事で多くの会社の会社の内部(採用を含め)を見せて頂いていますが、採用のうまくない会社がびっくりするくらい多いです。

ここで採用の下手な会社の特徴を挙げます。
IT業界にしぼったことではありませんが本質的にはあてはまると思います。


採用の下手な企業の11の特徴:


①採用できない人材を求める会社
−人事が現場の言いなりになる、現場に採用マーケットの現状を話してないケースが多く、よくある現場の要求がスキル豊富、即戦力になる人が欲しい
−現場はたいてい労働マーケットを理解せずに欲しいレベルの人材を素直に欲しいとと言います
−会社の立ち位置を理解していない


②育てようと感覚がない、ポテンシャルを見ようとしない
−即戦力重視の会社、特にIT系、一部の医療系メーカーに多いです
−「余裕がない」は言い訳です、余裕がある会社なんてほとんどありません
−面接を受ける人は、この会社には使われるだけか、って感じになります


③自分は選ぶ側だと言う意識を面接官が持っている
−特に現場、役員面接で多いです
−「何でうち来たいの?(入社したいの?)」的な質問


④面接回数がムダに多い(中途採用で4回以上ある)
※学生はこそこ時間があるので新卒採用の回数は少しばかり多くてもOK
−これは会社都合で応募者のことを考えていません
中途採用は他社との兼ね合いも出てきます、面接回数が多いと他社に入社されるリスクが上がります


⑤会社の説明、展望、ビジョン、現在の状況、職場環境、雰囲気などの情報をほとんど伝えない
−面接した意味がないです
−「応募者が会社を理解できない」=「内定出しても入社しない」


⑥会社の良い部分しか言わない
−問題、悪い部分をひた隠す


⑦面接の結果を出すのが遅い
−優柔不断な会社、制度の問題で結論が出せない
−他の人でもっといい人がいるかも、という希望をもってしまう、つまりは別のと比べたいと考える


圧迫面接
−圧迫しないと本当の考えやストレス体制分からないというのは言い訳。


⑨経験やスキルについての質問が面接の中心
−相手の考えなんてどうでもよしなんです


⑩面接を受けている応募者は何がしたいのか?どんな風に成長したいのか?どんな仕事がしたいのか?を聞かない
−つまりは、スキルに沿って組織に人をはめ込もうとする会社です
−この手の人は応募者の成長とか希望はどうでもいいんです


⑪最後に、「あなたと一緒に頑張っていきたい」の一言が面接官から応募者に対してない


こんなところでしょうか。

上げてみると恋愛の下手な人に似てますね。
結局は同じ立場に立って、相手と向き合うことが大切です。

カネを払ってるからと言って働く人からスキルを貰って組織にはめ込もうと考える会社が非常に多いです。


人材は会社の命です。
・採用力のない企業は成長できません
・逆に採用力があって人を活かせる環境さえあれば必ず成長します



採用をうまくやることに関することは、またどこかで取り上げようと思いますが、Googleの本を読んでのことです、今のCEOエリックシュミトがGoogleに入社したときの感想「こいつら(創業者を指して)採用と開発しかしてないじゃないか。」つまりは採用と開発だけは時間をかけ一生懸命やって(さらに加えるなら従業員が気持ちよく出る環境も)、その他の制度的な部分はボロボロだったそうです。

これが本当かどうかはGoogleにいなかったので分かりませんが、今の成長を見ると採用が本当に強かったのではないかと思います。

参照:
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070720/p3
http://q.hatena.ne.jp/1184913023

オレ流と成功の法則

私は大リーグに行っている岡島とイチローが好きです。


何故か、それは自身のやり方を貫いて成功しているから。今の中日の監督落合もそんな部類だと思います。



岡島は特異なフォームで投げていて、巨人にいた頃はそれを矯正しようといろんなコーチが矯正しようとしたそうです。結局フォームの改造は成功せず、巨人のコーチに就任した鹿取さんが独自路線でいかせたようです。


イチローもそうですよね。プロになってから2年ほど打ち方の問題で2軍と1軍行ったりきたり、振り子打法も矯正されそうになったと何かのインタビューで言ってました。2軍に河村さんと言うよき理解者的なコーチの方がいたそうです。


いいコーチにめぐり合ったのだなと思うわけで。(もちろん本人のこだわりもとても強かったと思いますが。)


もしイチローがあの時矯正されていたら…(まあ、インタビューとか聞いていると性格的にそんなことはないか)


彼らは自身のやり方を貫いて成功したごく一例じゃないか、と言われればそうかも。人の話を素直に聞いて旨くいった人も中にはいるでしょう。


が、少なくても自身で良いと思う同じ道を一貫して行なう中に、一定の強さは生まれるはずです。なぜならそれは一貫した「積み重ね」が生まれるからで、その一枚一枚の積み重ねが大きな幹になるわけです。


一貫した道を進むのは結構、難しいです。


会社で周りが一貫したことを言ってくれれば良いかも知れないですが、現実問題として結構それは難しいことで、相手の言うことを自分で判断しなければいけなくなります。


私は不器用だったので、ある時期、かなり自身を見失いました。そして周りの意見を遮断することにしました。この決断はある種辛かったりもしました、周りは良かれと思って意見を言ってくれている訳で、、


でもそっちの方が情報整理していくより私的には楽でした。


この自身の一貫性を頑なにまもり続ける方法は、如何に自分を信じることができるかがキーです。


会社に入って二人目の上司によく言われました、「お前は変わらないな」とか「反省がない」とか、そして激詰の毎日で、、、〔笑〕
(ただ、その上司も仕事を離れれば人間的にはいい人でしたよ。が、、)


お客さんを変えたり、周りを変えたりするより、人間自分を変える方が簡単と言いますが、自分を変えるのってそんな簡単ですか?


僕はそうは思いません。


後は、、イチローのようないいコーチにめぐりあることができれば、ラッキーですね。岡島はもっと早く出会うと良かったのかな。