荒れる会社

先日友人と話していて「うちの職場、結構荒れてるるんだよねー」という話を聞きました。荒れてる…

この手の話はだいたい3つに分かれます
・人間関係
・給与関係(カネ)
・事業がうまく言ってない

事業がうまく言ってない結果として人間関係があれるといったことも中にはあります。給与バランスなんかも人間関係に影響を与えます。


案の定、カネでした。


その会社は新規事業がうまくいってないなく、お荷物になりつつある事業があるとのことでした。また、その事業の人間は他社の事業がそのまま異動してきたような人員構成になっているらしく、そのような隔たりから人間関係がボロボロになっていました。

私の友人としては、稼いでる事業部よりも、そのお荷物事業部のほうが給与水準が高いことが納得いかないらしいのです。(また、ほんとか分かりませんが、技術的には自分の方が上えだとの自負が…)


「なんでオレが稼いでるのに、お荷物新規事業の方が給与高いの?」見たいな話です。


新規事業の問題は非常に難しいですね。特にそれを他社にいた人が担当するとなおさらです。

この会社の荒れた原因
・新規事業うまくいかず
−技術はあるが、企画がうまくいかない
・新規事業組みの方が年収水準は高い
−前職の給与水準が高かったため。


ここまでくると厳しいですね。IT系の会社によくある問題です。プログラマのレベルはそこそこだけど、カネにならない。社長は技術系出身で人間関係から逃げたがるし、収集つけられない。さらに新規事業を担当する転職組みが給与バランスを崩している。なんてことがよくあるのではないかと思います。


カネになってる事業部が火を噴く。もうここまでくるとこの会社の収集はつきません。

単純ですができることは下記しかありません。

・新規事業を切る
−他社に売る
−従業員の給与見直し


結局ですが、、会社の運営をする上で、前提として大切なこと

・技術と企画問題
−技術者だけに新規事業の発想を任せない、また技術と企画との役割分担をはっきりさせる、またそれらを技術者、企画者に理解させる。
・給与のバランスを保つ
・他事業部への説明をしっかりする

給与バランスに補足すると、結局採用段階で、「入社への説得がめんどくさいので金銭で手を打つ」なんてことをしてしまうと、給与のバランスが崩れます。例に挙げた会社ではそのようなことが問題の一因でした。

また技術と企画の問題も重大です。このバランスをとることは難しい。この会社は役割があやふや、(正確にはなく)なので技術者がすべてを行い、企画はその補足に回るといった状態になってしまいバランスが崩れました。結局役割が明確でなかったのです。
(技術者のほうが強い会社だったのですね。)


事業を始める上での事前の動きができていなく、見切り発射してしまっているので問題が起こります。説明と理解という基本的なことをしっかりしないと後々大問題になります。