辛い時に自分を奮い立たせる10本の映画!

仕事とかで失敗した時なんか結構落ち込みますよね。

「落ち込んで、また頑張ろーと思える映画ない?」と知人に聞かれて、私が答えた映画を紹介します。(知人には数本しか紹介してないですが、追加してあげてみます。)

私が落ち込んだときに、「次また頑張るかー」と気持ちを切り替えたというか、沈んだ時によく見る映画です。(映画通の人には厳しく突っ込まれてしまいそうなピックアップかもしれません。。)

■辛い時・失敗した時、落ち込んだ時に自分を奮い立たせる10本の映画

素晴らしき哉、人生!
 (「スミス都へ行く」、「オペラハット」もついでに)
遠い空の向こうに
○ビヨンドサイレンス
リトルダンサー
雨に唄えば
ザ・エージェント
○ヤング・ゼネレーション
○サイダーハウスルール
ショーシャンクの空に
アパートの鍵貸します


□ちょっとした感想□

素晴らしき哉、人生!

この映画は生きてて良かったと思わせてくれる映画です。結構べたな内容なんですが、最後のシーンは何度見ても何故か涙が出てきます。(この映画は世界中で何人の「命」を救っのだろうかー、とたまに考えます。)

社会の理不尽さ、失敗、辛いこと。誰もが経験したことがあるはずです。しかし自分が存在することで、自分の行動が、世の中、周囲の人間にどれほどの影響を与えているのかを考えたことは少ないんじゃないでしょうか。でも実は自分の気づかないところで色んな人にたくさんの影響を与えている。「この世の中、あなたがいなければ、どれだけ侘しいか?」そんな視点で描いた不朽の名作です。

人生のすばらしさと可能性が無限に広がる感じがして元気になります!

この映画、フランク・キャプラという監督が撮っているのですが、他にも「スミス都へ行く」「オペラハット」も同様にものすごくいいので是非見てください。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id12106/

遠い空の向こうに

NASAで現在もエンジニアとして活躍する実在の人物ホーマー・ヒッカム・ジュニア実話をベースとした、田舎町の平凡な少年がロケット作りに情熱を注ぎ成長していくストーリー。

昔は繁栄していたけど時代の中で崩れていくアメリカの炭鉱の街。そんな中で新しいものを求めるというアメリカ映画にありがちな内容。でも率直に感動します。
夢を追いかけるって本当に大切なんだなー。と思った映画です。何よりいいいのが家族のやり取り。父親に自分のやりたいことが理解されず、何度も失敗し、挫折しながらそれでも頑張る。

人生、周りに理解されないこともあります。でも必ずしもそれが悪意があってではなく、相手を想ってこそ、真剣だからこそ、ということもあるのではないでしょうか。仕事や人間関係ってそんなところからギクシャクしますが、、、

でも大切なのはそこで諦めずに、夢と挑戦を忘れてはいけないということだと思います。

今では有名になったジェイク・ギレンホールが主役。頑固だけど息子想いの父親をクリス・クーパーが演じ、ホントいい味出してて泣かされます。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=159709

■ビヨンドサイレンス

音楽に情熱を注ぐ少女の話で、コレも青春ストーリー。「音のない世界」(耳の聞こえない)の父と母を持つ少女が「音の世界」(音楽・クラリネット)の才能を持ち、家族との対立を乗り切りながら成長していく話。ドイツの映画で、父親役の俳優は、実際、ろう(耳が聞こえない)のようです。

ラストはハリウッド映画のように変に盛り上げるわけでもなく、しんみりしながらも味がある終わり方で、「遠い空の向こうに」とは違う意味でいいです。この映画あまり有名ではないかと思いますが、個人的には好きです。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id83904/

リトルダンサー
バレエを題材にしているイギリス映画。「遠い空の向こうに」や「ビヨンドサイレンス」に似ていますが、イギリス、ドイツ、アメリカの国別の夢追いかけ物語ということで乗せてみました。結構似たような展開ですが国の特徴や映画に対する文化の違いが微妙に分かります。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=162615

雨に唄えば

ハリウッド史上に残るミュージカル映画ですね。雨の中、「Singin' in the Rain」を唄うシーン、ああ人生っていいな!と思わせます。映画のシーンの中で私のベスト5に入るくらい好きなシーンです。

これは恋愛系の映画で、挫折とか落ち込んで、それでも頑張ろう見たいな話ではないんですが、それでも楽しくて、不思議と元気が出てくる映画です。最後のシーンもスカッとする内容です。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD445/

ザ・エージェント

トムクルーズの最高傑作だと思います。本当上手くはまったという感じです。実はトムクルーズの映画ってほぼ一貫したストーリーなんですよね(アクション系以外)。つまりは、、「調子にのった兄ちゃんが、落ちて、挫折して、また栄光を取り戻す」みたいな映画です。そんな映画をとり続けたトムクルーズがこの映画でとうとう完成しました(笑)

「愛」「友情」「仕事」をテーマに「自分の生き方って何?」と問いかけ続ける映画…。音楽のピックアップが絶妙に映画にマッチしてイケてます。

「君は金目当てのプレーヤー。誰がいくら稼いだとか、いい契約をしたとか。怪我が怖いとか。そんな姿に人は感動をしない。ハートでぶつかるんだ。」みたいなセリフはちょっと自分の仕事の仕方を考えされられました。これ以外にもいいセリフがたくさんあります。

残念なのは翻訳がもう少し良ければ…と思います。英語のセリフの良さがあまり出てない気がします。キャメロンクロウ監督作品では「あの頃ペニーレインと」も非常にいいですね。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=54693

■ヤング・ゼネレーション

この映画、本当マイナーですが個人的には好きです。アメリカの田舎の街、落ちこぼれ、自転車が好き、イタリア人かぶれの青年とその仲間が高校卒業後に自身のの将来を模索しながら成長していく姿をユーモアたっぷりに描いた青春映画。ギャグ的なシーンが結構笑て、セリフなどストーリーがとても好きです。

80年代の青春映画(フラッシュダンス、ダーティダンシングなど)の先駆け的な映画ではないかと勝手に思ってます。問題は、、大きなレンタルビデオ屋さんにしかないかもしれません。。

http://www.eigaseikatu.com/title/3018/

■サイダーハウスルール

孤児院の世界しか知らない青年が外の世界に出て、恋などさまざまな経験を通して成長していくストーリー。日本から見るとちょっと「え?」というようなストーリー展開もありますが、タイトルにあるように「ルール」について考えされられます。

社会には様々な「ルール」があります。それはコミュニティによって全く違うもの。会社なんて特にそうですよね。そんな個々の世界では嘘、正解、間違いの基準も異なります。

だからこそ「自分なりのルール」や「自分の属する世界」を探さなくてはいけないのかもしれません。思い切って「外」の世界に飛び出してみて自分の可能性、生き方、ルールを探るってことは大切なことだと思います。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31903/index.html


ショーシャンクの空に

身に覚えのない罪を着せられ、内部組織まで腐敗しきった刑務所に投獄された、一人の銀行員の刑務所生活とその脱出劇を描いたヒューマンドラマ。(wikiより)

この映画はいい映画ランキング!というと必ずといっていいほど出てくる映画で、説明の必要がないかもしれません。個人的には最後のバスのシーンがとても好きです。

仮に何歳になっても人生に、生きることに対して「ドキドキワクワク」できるのならばそれは素晴らしいことだと思います。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id10909/


アパートの鍵貸します

ビリー・ワイルダーの代表的な映画。小道具、セリフ回しなどディテールの部分にとことんこだわった映画。(このあたりワイルダーならどうする?というキャメロンクロウ監督とビリーワイルダーの対談本に詳しく書かれていますのでよかったら是非。)

ディテールへのこだわりが映画人に評価されていますが、個人的にはそんなこと抜きにして、不器用なサラリーマンが、魅力的で可愛いけど男運のないヒロインに恋をして、そのやり取りがとても面白い。悲しくても精一杯の笑顔を見せるジャックレモン(主人公の俳優)を見ているとなんだか元気になってきます。辛い時にこそ笑うのってやっぱり大切かもしれません。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7046/index.html

■その他:
ニュー・シネマ・パラダイス
フォレスト・ガンプ
タナカヒロシのすべて
・グッド・ウィル・ハンティング
※自分探し的に、一歩先に踏み出す意味で。
シービスケット
シービスケットが自分の走りをしだすシーンの映像・音楽がとてもいいです。
キャリアウーマン系
ワーキングガール
定番
・ロッキー

最後に…

書いた後眺めて見るとピックアップしたもの似たような映画化かも…。落ち込んだ時は、挫折&栄光系が共感できていいかもしれません。(個人的に)